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第1回「成人のほぼ80%がなんらかの歯周病に」

第2回「ブラッシングには20〜30分必要」

第3回「ブラッシングは“機能的洗浄”」

第4回「長時間磨くには歯磨き粉は刺激が強すぎる」

第5回「思い立ったときがいつでもブラッシングタイム」

第6回「フィンガーグリップが基本です。」

第7回「持ち方でブラッシングレベルが分かります。」

最終回「欧米人にはドレスアップする感覚なんですよ。」

いまとみジャーナル創刊
第1回「成人のほぼ80%がなんらかの歯周病に」


編:さて、今回から週に1度の連載でお届けする「いまとみジャーナル」ですが、まずは、普段の歯磨きについて、どういうことに気を使っていかなければいけないのかをお伺いして行きたいと思います。だいたい一般家庭の人が自分の歯のケアをするとしたら普段の歯磨きだと思うのですが、歯磨きで気をつけなければいけない所というのはどういう所なんでしょうか?

院長:これにはですね、レベルがありましてね。

編:レベルですか?

院長:ええ。万人向けにという方法は難しくてですね…、例えば歯周病が強い人、あるいはもっと大きく分けると虫歯になりやすい人。そして主に虫歯に気をつけて欲しいのが成長期ですね。まあ成人しきるまでの…女性であれば16歳、男性であれば18歳くらいまでの間は一番虫歯に気をつけていただきたいですね。それから成人するにつれてですね、歯周病に気をつけていただきたい。

編:成人は虫歯というより歯周病なんですね?

院長:ええ、歯周病というのは成人であれば、ほぼ80%の人が何らかのかたちでなっているものなんですよ。

編:80%ですか?

院長:ええ。ただそれが、抵抗力のある人だとか、もともと口の中に歯周病菌が少ない人などがいます。常在菌の数は食生活やライフスタイル、喫煙なども関係してきますね。

編:ライフスタイルですか?

院長:そうです。いつ歯を磨いているのか、寝る前なのか起きてからなのか、自分がブラッシングをちゃんと出来る時間ですかね。後は生活サイクルですね、睡眠時間だとか…

編:そういうもので口の中の菌の種類だとか数が変わってくるんですか?

院長:ええ、変わってきます。そこでランク付けをするわけです、まあ、おおまかなランク分けをした中でブラッシングを指導して行かなきゃいけないわけです。例えば1日に1回のブラッシングをする習慣のない人に、非常に高度な技術を教えても効果は見込めないんです。

編:そうですね。実践するのが難しい…。

院長:ええ。具体的な指導ではないですね。
まず、そういう方にはですね。今の磨き方でどれだけ磨けているかを調べます。それと先ほどの生活環境を考慮して指導して行かなきゃいけないですね。大抵の方は自分でちゃんと磨けていると思っていますから。

編:その人その人にあった磨き方があるんだ、ということですね。

院長:ええ、レベルに合わせてですね。

次回はブラッシングにかける時間について。
お楽しみに。
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