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特集:口腔介護ステーション「のあ」

4月から開設した「のあ」のスタッフ、南原さん(左)と松岡さん(右)
第4回「『やってみよう』という先生は、旭川では少なかったんですよ。」

編:先程、パソコンで説明されていましたが・・・。

南原:この間、計算してみたら今まで関わってきた患者さんが250人くらいいたんですね(笑)

編:いつ頃からですか?

南原:私は4〜5年前ですね。

編:もともと歯科衛生士さんとして普通に勤務されていたんですか?

南原:ええ、はい。普通に。歯科がある病院にいたときにそこでは積極的に何かをやるってことはなかったんですけど、たまたま病棟の看護士さんから相談を受けて、病棟へ行ったときにそういう人が山ほどいたんですよね。それでも看護士さんは専門ではないのでどうしようも出来ないでいるんです。そして、逆のことをやっていたり・・・・。体は皮膚ですよね。でも口の中は粘膜なんです。そして、内臓に繋がっている唯一のものなんですけど、口腔は粘膜でやわらかい所なので、やり方によって悪化する場合があったりだとか。複雑な組織ですから、介護の方ではちょっと分からないですね。

編:よかれと思ってやったことが、逆効果になったりということもあるんですか?

南原:はい。そうですね、消毒をすればいいのかと思って、皮膚を消毒する様に口の中を消毒してみたら、その消毒剤が刺激になって悪化したとか、口が渇くので油か何か塗っておけば大丈夫だと思って油を塗ったら逆に、油だから焼けちゃって血だらけになったとかそういう人をたくさん見てきて、私は最初から口のことしか知らないのでそれを全身に置き換えて病気の状態とか、飲んでる薬にも関わってくるので、そこの病院で勉強させてもらって、そこから少しずつやってはいたんですけど。大雪の里で今富先生に偶然お会いして、そういったことに力を入れたいのと、大切なんだということを教えてくれて、そこでこの先生だったら私の考えていることを解ってくれるんじゃないだろうかと思いまして、やっぱり、他の先生に言っても「大切なんだよね」とは言うんですけれど「だからやってみよう」という先生は、旭川では少なかったんですよ。なので、今回、今富先生に協力してもらって、それをメインで、歯医者やっている傍らではなくてこの仕事をメインでやらせていただくということで4月1日から始めています。

編:そうですか。そういった経緯があって。

南原:もともといまとみ歯科にいたわけではなくて、学生の時に実習で今富先生のところに来て・・・。

編:ああ、そうなんですか。

南原:はい、それで先生は「補綴」の先生だったんですよ。学校の授業が何十教科かあるんですけど、その中で実際に診療をやっている先生が来て授業をしてくれたりすることもあるんですよ。その時に今富先生が「補綴」の授業に来てくれて。

編:「ほてつ」と言いますと?

南原:はい。噛み合わせとか銀歯とか入れ歯とかそういうのです。噛むためにどういうのを作るのかという授業があるんですけど、使いにくい歯を作ったら磨きにくいんだとか、そういうことを教えてくれる先生だったんです。そういうので面識があって、実際先生のところに実習に来てお世話になって、それで先生のことはよく知っているんです。旭川では結構がんばっている先生です。

次回は、院長の「のあ」への期待と不安を、すこし話してもらいました。お楽しみに


第1回「高齢者の肺炎で亡くなられる方の70%が『誤嚥性肺炎』なんです。」

第2回「食べてない患者さんの方がすごく状態が悪いというふうに思ったんです。」

第3回「入れ歯があるかどうかも分からない施設の方が多いんです。」

第4回「『やってみよう』という先生は、旭川では少なかったんですよ。」

第5回「熱いほうがいいじゃないですか(笑)」

番外編「コンビで漫才系の歯科衛生士を目指しています。(笑)」


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