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インプラントとは歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりとアゴの骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し装着する方法です。
天然歯と同様の、健全なそしゃく運動(噛み砕き、飲み込む運動)ができるようになります

インプラントの手術は15分〜1時間程度で終わります。患者さんが思っているよりもずっと短時間、かつダメージが少なく終わります。また、術後の痛みも非常に少ないのも特徴です。

インプラントの材料は骨になじみが良い金属のチタンや、人工サファイア、それに人工合成の骨でつくられたハイドロキシアパタイト等がありますが、チタン性のインプラントが骨との相性が良く、世界的に多く使われています。

インプラントに過剰な期待は禁物ですが、超硬いものをバリバリ咬んだり、ビール瓶などインプラントで抜いたりして無理せず、よく磨いて手入れし、全身健康に注意していれば結構使えるものです。スウエーデンは、15年間で約3000本のインプラントを行った結果、下顎で99%、上顎で93%の成功率との報告があります。

我々は10年は十分に使用できるようにと治療を行っています。また、今現在使っておられるBrや義歯で、ちゃんと咬み合わせが再建されており、不自由を感じてなければ、あえてインプラントをおすすめしません。

インプラントの発祥の地ヨーロッパでは、食事に硬いパンを食べる民族です。丈夫な歯しかパンは咬み切れません。義歯で咬み切るのは難しいのです。人前でスープにパンをつけて柔らかくして食べることは屈辱だそうです。それでインプラントをする人が多いのです。日本のように、ご飯、ハンバーグ、魚肉と柔らかい食物が多い国ではインプラントは必ずしも必要ないのです。しかし、義歯補綴による咬み合わせの崩壊や、欠損部の骨が吸収されやせていくのを我々歯科医師はじっと指をくわえて見過ごすことはできません。


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